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接着芯地とは、ホットメルト接着剤を塗布した裏地の一種です。

接着芯地とは、裏地にホットメルト接着剤を塗布したもので、衣料品の製造によく使われる副資材の一つです。接着芯は生地の裏側に熱とアイロンで貼り付けます。生地にハリと厚みが必要な場合は、接着芯を追加することで反映できます。

1.衣服を納得のいく形にし、骨格の役割を果たします。生地の感触やスタイルに影響を与えることなく、接着芯の硬さと弾力性を利用して、衣類を平らにしたり、希望の形状に仕上げたりすることができます。

2. 衣類の防シワ性と強度を向上させます。薄手の生地で作られた衣類の衿、ラペル、前立て、前身頃に接着芯を使用すると、衣類が平らになりシワになりにくくなります。追加の接着芯地層の保護と固定により、裏地を付けた後の衣類の耐久性が向上します。

3.衣服の裾を明確でまっすぐで美しくし、修正と美化の役割を果たすことができます。衣服の裾の外側、例えばストップ、袖口と袖口フォーク、裾端と裾フォークなどには、折り線をより真っ直ぐで明確にするために接着芯地を使用します。

4.衣服の構造、形状、サイズの安定性を維持し、形状を維持する役割を果たします。仕立て上がりの服には、衿や袖ぐりなど、どうしても反りや斜めの糸が入った部分が生じます。しかし、接着芯を使用することで、服の構造や寸法が安定し、縫製が安定します。着用中に一部の部品が摩耗します。バッグの口やボタンの扉など、力が加わると伸びて変形しやすい箇所ですが、接着芯地を使用すると伸びや変形しにくくなります。

5. 衣料を厚くし、衣料の保温性を高めます。当然、衣料用接着芯の厚みが増すので、衣料の保温性が向上します。

6. 衣類の加工性を向上させます。薄くて柔らかいシルクや片面薄手のニット生地は縫製時に持ちにくく扱いが難しいです。ただし、接着芯を使用すると縫製時のホールド性が向上します。